青汁の効能と飲み方

青汁の過剰摂取は止めよう

青汁を毎日飲むことで、効果を実感する事ができるといわれております。
ただ、過剰摂取する事によるデメリットもあります。
ここでは、青汁の成分の過剰摂取によるデメリットをご紹介いたします。

食物繊維

青汁には、大量の食物繊維が含まれております。
便秘気味の方には、お通じを良くする効果がありますが、食物繊維の過剰摂取は、腹痛・下痢・吐き気の原因にもなってしまいます。
又、食物繊維を大量に摂取すると、体に必要なたんぱく質やミネラルまで一緒に排出してしまい、ミネラル欠乏症を引き起こしてしまう危険性もあります。
食物繊維は、1日に25g以内に抑えるようにしましょう。

また、青汁には豊富なビタミン類が含まれております。
野菜を絞った青汁自体を飲み過ぎてビタミン過剰症になる事はありませんが、商品によっては、栄養補給の為にビタミンを添加している場合もあります。
過剰なビタミンは脂質に溶けて肝臓などの体内に蓄積され、健康障害を引き起こしてしまう可能性があります。

ビタミンE

ビタミンEは、抗酸化作用が強く、美容に良く、老化を防ぐ役割があるといわれております。
ただ、ビタミンEを過剰摂取すると、血液の凝固機能が低下し、出血がとまりにくくなる恐れがあります。

ビタミンC

ビタミンCは、美白効果、美肌効果があるといわれておりますが、ビタミンCの過剰摂取は、尿路結石を引き起こしてしまう恐れがあります。

カルシウム

骨の生成に欠かせないカルシウムですが、過剰摂取すると、尿路結石、腎不全、心臓障害を招く恐れがあるといわれております。

カリウム

腎機能が低下している方は、カリウムの過剰摂取により、余剰のカリウムが排出できずに、高カリウム血症を招く恐れがあります。
尚、腎機能が正常な場合は、余剰なカリウムは尿とともに体外に排出されます。

青汁に豊富に含まれ、体に良いとされる栄養成分も、過剰摂取する事でマイナスに作用されるものもあります。
商品の適量表示をしっかり確認し、毎日適量を飲み続ける事で、青汁の効果を実感して下さい。
また、心配な点がある場合は、医師に相談する事をおすすめ致します。